今日4月11日は bice の誕生日です。存命ならば50歳、つまり生誕50年ということになるのですね。半世紀ですよ。にわかには信じ難いような気がしますが。
また今年は彼女のアルバム『let love be your destiny』がリリースされてからも20年目にあたります。
発売当時は30歳少し手前の女性の微妙な心情などをインタビューで吐露していたものでしたが、あれからもう20年も経ったのですね。
彼女が亡くなったのは2010年、東日本大震災の前年のことです。
もちろん昨今のコロナ禍とも無縁な時代でした。
彼女がもし生きていたらどんな活動をしていただろうかと想像してみるのですが、曲提供やサウンドトラックなどの作家活動が中心ならコロナ禍の影響は案外少なかったかもしれませんね。
アーティスト活動についても、実現はしませんでしたが生前にも配信で曲を発表したいということは書いていたことがありましたね。
断続的にでも活動が続いていたら、過去の作品についてももっと気軽に多くの人が彼女の作品に直に触れやすい状況になっていたかもしれませんよね。その辺はやはり残念です。
時々検索などしていると、自分が知らないアーティストの方を bice っぽいとか bice を思わせるとか似ているとか形容して紹介しているのをたまに見かけるので、そんなときはチェックするようにしています。
単純に興味があるのと、世間でどういう感じが「bice らしい」と感じられている要素なのかを知ることができるからです。
大抵はウィスパーで甘い感じで吐息多めで歌っている女性が多くて、そんなイメージで一般には捉えている方が多いのだなと分かります。そういったアーティストたちは 私個人の感覚では bice に似てるなと思うことはほとんどないのですが、bice という視点を外して面白いなと感じさせてくれることもあります。
bice って今の時代になってもいそうでいない不思議なアーティストだなって改めて思いますね。
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