1. 人不為己 天誅地滅
2. Powder of Star Light
3. 坐在月亮上
と3曲ありますが、そのうちの2と3は同一曲の日本語版と北京語版のヴァージョン違いなので、実質的には2曲となります。
美女ふたり Vivian Hsu & bice |
「人不為己 天誅地滅」
アルバム 『假扮的天使』 (台湾 2000年) 収録
作詞: Vivian Hsu
作曲・編曲・プロデュース: bice
Piano, Glocken, Mellotron Strings: bice
Guitars: 清水弘貴 (ひろたか)
Guitars: 清水弘貴 (ひろたか)
Keyboards: 松井敬治
Bass: 小里誠
Drums: あらきゆうこ
Drums: あらきゆうこ
Chorus: Vivian Hsu & 松井敬治
2001年発表の 『Nectar』 の頃までの bice 作品に参加された方々と一緒に、こうした提供曲も制作されていたことがわかります。
このアルバムには他に松井敬治さんが1曲、SUGIZO さんも3曲提供されています。
曲名の「人不為己 天誅地滅」というのは中国のことわざのようで、「自分のことを考えて修養を積まないと、天と地がその人を滅ぼす」という意味だそうです。
「Powder of Star Light」
アルバム 『不敗の恋人』
(日本 2000年)収録
作詞・作曲・編曲: bice
Hammond, Tambourine & Chorus: bice
Guitars: 奥田健介
Bass: 松井敬治
Drums: あらきゆうこ
Chorus & Harmonica: Vivian Hsu
アニメのハイライト映像をつけた動画がありました。これはこれで新鮮で素敵だと思いましたのでご紹介しておきます。最後の方だけ少し合っていませんが、日本語字幕もついています。
Powder of Star Light(坐在月亮上 日语版)
http://www.twoeggz.com/mv/9280792.html
http://www.twoeggz.com/mv/9280792.html
とても素敵な歌詞がついていますが、星空から光のパウダーが舞い落ちるというイメージは映像的で美しいですね。
辿ってゆく 思い出なら
二人には 未だ無いけれど
いつの日にか 振り返る時は
呆れるくらい あなたを知っていたい
という、出会ってまだ日が浅い恋人への女性の一途な思いが凝縮されたようなフレーズが個人的には特に印象に残りました。
この曲は bice が作詞も手がけているので、bice 本人のヴァージョンか仮歌などがもし残っていたらぜひとも聴いてみたいものです。
ビビアン・スー 不敗の恋人 (2000年) |
このアルバムの別の収録曲、松井敬治さん編曲の「シアワセニナロウ[不敗の恋人]」にも bice はタンバリンで参加しているとのクレジットがあります。
「坐在月亮上」
アルバム 『Happy Past Days』
(台湾 2000年) 収録
作詞: Vivian Hsu
作曲・編曲: bice
「Powder of Star Light」の北京語ヴァージョンです。詞はビビアンさんご本人によるものです。日本ロケのPVですが、彼女の可憐で儚げな雰囲気と曲がよくマッチしています。
私は持っていないのですが、この 「坐在月亮上」 と 「人不為己 天誅地滅」 の2曲は 『絶対収蔵 - 徐若瑄』 という台湾の2枚組ベスト盤にも収録されているようです。
bice が亡くなった時に、ビビアンさんがブログに詩的な美しい文章で bice 追悼の記事を投稿されていたのですが、その後アメブロ内で移転して公式ブログ化したようで、以前のブログは削除されて現在では読めません。web archive にも残っていませんでした。
一緒に制作した曲のことを大切にされているのだなと当時とても感激したので、仕方のないことですが、読めなくなってしまったのは残念です。
ビビアン・スーファンの方の当時のブログに少しそのことが書かれています。
中国語の元記事も削除されたのか、見つかりません。こういった事からも時の流れを実感しますね。