1998年4月30日にインディーズ・レコード会社の UNDER FLOWER RECORDS から発売されてから20年、bice としての再デビューから20周年となる今年を飾るに相応しいリリースかもしれません。
http://recordstoreday.jp/item/bice%e3%80%80spotty-syrup/
https://www.jetsetrecords.net/i/826005420099/
レーベル・発売元: JET SET
フォーマット: 10 inch
販売価格(税抜) 2100円
品番: JS10S010
JANコード: 4560236385334
フォーマット: 10 inch
販売価格(税抜) 2100円
品番: JS10S010
JANコード: 4560236385334
全6曲が3曲ずつ、各面に割り振られています。2016年に発売された、『let love be your destiny』 のアナログ盤は生産枚数や状況から海外プレスだと推測されるのですが、今回は東洋化成のマークが付いていますので、
レコードストアデイ参加店のみでの販売となり、発売日前の予約は不可、ネット通販は1週間後の4月28日からとなるそうです。参加店舗についてはこちらをご覧下さい。
http://recordstoreday.jp/storelist2018/
5分ほどで早分かり 『Spotty Syrup』 のハイライト動画です。
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この作品は冒頭から最後まで所々擬似アナログ盤的な趣向のエフェクトが入っていますし、アナログ盤を意識して制作された作品でもあります。発売から20年が経ち、新たに本物のアナログ盤として蘇ることになるのは感慨深いものがあります。
biceとしての再デビューから20周年ということで、特に再発売如何を問わず、1998年にリリースされた3作品について記事を書くつもりではいたのですが、一足先に素敵な情報が届きましたね。
個人経営店が参加しにくく、大手チェーン店が有利という本来の趣旨からは離れているかに見える日本のレコードストアデイのあり方については、賛否もあるようです。
正直 bice の作品がレコードストアデイの専売品になることは予測していませんでしたが、重要作ながら彼女の作品の中で近年目立たない扱いになっていた感のある 『Spotty Syrup』 が新譜としてレコード店に並べられる風景が見られるのはとても嬉しいことではあります。
限定盤とはいえ、恐らくプレス枚数も 『let love be your destiny』 より多いことが予想されますし、多くの方が実際の音に触れ、この作品独自の世界や魅力に気付いてくださることを願っています。