アーティスト・DJが選ぶ2017年ベストディスク! 小西康陽 Japanese Pop 編

2017年12月23日

bice let love be your destiny Nectar アナログ盤 アルバム 小西康陽

bice のアナログ盤再発を昨年手がけた Jet Set Records のサイトの 「アーティスト・DJが選ぶ2017年ベストディスク!」 特集にて、小西康陽さんが2017年にリリースされた J-Pop の年間ベスト10を選出されています。

その番外編として2016年末に再発売された bice の 『let love be your destiny』 (2002年) を挙げ、その解説に色々興味深いことを書かれていました。

 https://www.jetsetrecords.net/feature/219


それによると 『Nectar』 (2001年) のアナログ化も検討されていたようなのですが、「権利があまりにも複雑で実現出来なかった」とあります

素人目には 『Nectar』 に問題になるところが特にあるようには見えないので、ちょっと不思議な感じもするんですけどね。レコチョクで普通に配信販売はされていますので。

少し思いつくところでは「真夏の風はクルクル」と「ツイオク」がアルバム発表より先の2000年にソニー傘下のメジャーレコード会社、アウトグループ・レコード(同年秋解散)から当時シングルで発売された関係で、出版社が他の収録曲とは違うことぐらいです。

残念ながら頓挫してしまいましたが、CD 再発の企画が発表された時点で、そういった権利関係はクリアされたものと思っていました。アナログ化(他社によるライセンス販売)となるとまた話は別なのでしょうか?

それはともかく、ここで改めて小西さんが bice の2枚のフル・アルバムを「日本のロック/ポップの最重要作品」であると明言して「世界中にビーチェを知らしめてやりましょう」と書いて下さったことは嬉しいですね。
____

現状では国内でもまだ十分にその価値が認識されているとは言い難いですが、私自身も bice の作品が一部のマニアにしか好まれないような音楽だとは昔から全く思っていませんし、作品の再発売はもちろんのこと、音楽雑誌や例えば 『ユリイカ』 あたりの文化系の雑誌で特集が組まれても全然おかしくないほどの作品の質と量を備えていると思っています。


bice の 『Nectar』 『let love be your destiny』 など
徳間ジャパン時代の作品のレコチョクでの配信についての記事はこちら:


bice 徳間ジャパン時代の全作品がレコチョクに
https://biceinfo.blogspot.jp/2017/04/bice.html

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