同年7月30日に彼女の公式サイトを何気なくいつものように訪問して、トップページの訃報を目にしたときの衝撃と、その後の虚ろな気持ちは未だに忘れられません。
それ以来、7月は悲しみの月になってしまいましたが、
そもそも7月は名盤 『Nectar』 (2001年) やシンガーソングライターとしての復帰作 『かなえられない恋のために』 (2008年) がリリースされた、ファンにとっては思い出深い月でもあります。
プロモーションやライヴなど、彼女は夏の最中に活発に活動していたイメージもあって、そのキラキラとした眩しい思い出と交錯して余計に悲しく感じられるのかもしれません。
昨年は思わぬ 『let love be your destiny』 のLP盤限定発売がありましたが、全アルバムの再発売は依然として難しい状況のように見えます。
（音楽配信サイトでもアンダーフラワーからの2枚は3曲ずつの抜粋で、全曲聴けるわけではありません）
発売が一旦発表されながら頓挫してしまった幻のボックスセットに収録されたであろう、未発表曲/ヴァージョンやコンピ盤だけに収録された曲など、レアリティーズを1、2枚にまとめた作品集が出れば需要もあると思うのですが…どこかで企画していただけないものでしょうか？
