今日4月11日は bice のお誕生日ですね。
桜前線はそろそろ東北から北海道へ移る時期でしょうか。
このところ国内外の音楽界などカルチャーの巨星が世を去る報道が相次いでいますね。好きで聴いてきたアーティストが亡くなってショックを受けたり、辛い気持ちを抱えている方々は世界中にいらっしゃることでしょう。70代で亡くなることもまだ早すぎると寂しく感じるのに、30代で亡くなってしまった bice はあまりに若すぎる突然の死であったと改めて思わずにはいられません。
また日を改めて bice 縁の方については投稿できればと思います。
bice のインタビューを見返していて、ファンやリスナーに伝えたいと考えて彼女が話したのに、表に出ないままになってしまった言葉はなかったのかなと、少し気になっています。そんなことを気にしても過去のインタビューの未出部分が出てくることはまずないと分かってはいるのですが。
ライターの方々は限られた文字数の中で、それぞれがアーティストが語った言葉やインタビュー中から受けた印象、その音楽が生まれた背景などを工夫して伝えようとして下さっているとは思いますが、その過程でアーティスト本人が発した言葉が取捨選択されて抜け落ちてしまうのは避けられません。
中には取材を受けても記事中でほとんど本人の語った言葉は紹介されずに、ライターの方の文章が大半を占めている場合もあって、そういう記事を取材を受けた本人が目にした場合はどういう気持ちだっただろうと考えてしまうこともありました。
また、ある文脈に沿ってピックアップされた言葉は、ニュアンスが変わってしまったりすることもありますね。
最近は記者が書いた普通の記事とは別に、インタビューの全文書き起こしや一問一答をWEB掲載したりというのが増えてきましたよね。より齟齬の少ない形で伝わるであろう手段もあるというのは良いことだと思います。
話の内容や音楽を完全に理解することは困難でも、できる限り意図を汲み取ることができたらいいなと思います。